ヒトメボ

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会社に勤めていれば、ほとんど確実に直面するのが先輩社員との飲み会というシチュエーション。普段フレンドリーに接してくれる先輩社員相手でも、後輩としてどう振る舞うのが正解なのか迷うシーンもありますよね。職場の飲み会でどうすべきか迷うことについてヒトメボ読者に聞いてみました。

会計時の財布

「基本的に先輩が払ってくれるのはわかっているのですが、だからといって払う気をまったく見せないのは生意気に思われる気がするので、先輩が一人あたりの支払い額を計算しているときに財布を出して払う気はあることを示すようにしています。まあ、ほとんどの場合はおごってもらえるか少額の支払いになります」(福岡/23歳男性)

「部長や課長などかなり上の立場の人との飲み会だと払ってくれる流れになっているので財布を出す必要はありませんが、1~2つ上の比較的近い年齢の先輩社員との時は払う意思は出すようにしています。でも、実際に支払ったことはないので、財布を出す仕草が嘘っぽくて逆に失礼かなとも思ったり……」(神奈川/24歳男性)

いつもの流れからすると、おごってくれる、もしくは多めに払ってくれるつもりだろうなとわかっていても、それが「当然」だという顔はしたくないというのが後輩の本音でしょうか。

二次会、三次会の帰るタイミング

「付き合いの良さが今後の評価につながる気がして、本音は帰りたくても二次会には参加しちゃうことが多いですね。でも、三次会にもなると夜遅くなるし、帰るべきか残るべきか毎回迷います。”もう限界です~!”とか言って帰ることもありますが、うちの会社は最後まで残る人が多いので……」(京都/23歳女性)

「飲み会自体は嫌いじゃないので、用事がなければ二次会までは行くことに決めていますが、その後がいつも悩ましいです。三次会になると離脱する人と残る人が半々なので、どちら側につくか決めかねてしまいます」(東京/25歳男性)

強制参加ではないからこそ、抜けるタイミングが難しい飲み会。人間関係とプライベートを天秤にかけざるを得ない人もいるようです。

カラオケの選曲

「二次会でカラオケに行くことが多いんですけど、世代が違う上司だと、何を歌ったらいいのかかなり悩みます。知らない曲だったら微妙な空気になりそうで怖いので、結局サザンとか広い世代に認知されているアーティストに落ち着きます」(兵庫/26歳男性)

「私が好きなアーティストは知らない人も多く、職場でのカラオケでは歌えないのですが、それ以外の持ち歌があまりないので歌う曲に困ります。正直、職場のカラオケのためだけにわざわざ興味のない曲を練習するのも……って感じですし」(愛知/25歳女性)

みんなが盛り上がれることを前提にしたカラオケの選曲って、難しいですよね……。参加者の年齢が離れていれば離れているほど、深くなる悩みです。

無礼講の限度

「少人数の飲み会だと、無礼講だからといって、先輩や上司から今の仕事に対する不満とか愚痴を求められることが少なくありません。ただ、そうはいってもなかなか口に出しづらいこともありますし、場合によってはお仕事モードになって説教の時間になることもあるので、ついはぐらかしちゃいます。聞こうとしてくれる姿勢はありがたいんですけど……」(埼玉/24歳男性)

「飲みの場だからといっても、不満や愚痴などは後でどうなるかわからないので信頼できる人にしか話せません。『無礼講』って言いたがる人は周りに多いですけど、どのくらいの限度を想定しているかとか、そもそもただの建前なんじゃないかとかが気になってしまうので、言えても『どうやったらもっと仕事の効率が良くなるか?』など、当たり障りのないことだけですね」(東京/26歳女性)

無礼講という言葉に困る人は少なくないようです。たとえ上司や先輩にそんなつもりはなくても、なんとなく後が怖いと思ってしまうのが後輩という生き物の性質なのかもしれません……。

お酒によってついコミュニケーションが緩くなりがちな飲み会だからこそ、後輩社員は「やらかし」を恐れてあらゆる場面で選択肢を迷ってしまいますよね。みなさんはこのような状況に直面した時、どんな選択をしますか?

(イワハシ/雨輝)
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