相手の負担にならないものを！　クリスマスに交際前の好きな人へ贈る鉄板プレゼント

　まだ恋人同士じゃない人をクリスマスデートに誘って、せっかくだからプレゼントも渡したい…！　でも、恋人でもない人から高価なものをもらっても気が引けるし、好みじゃないものは嬉しくないし…異性へのプレゼント選びって、なかなか大変ですよね（悩）。

　そこで、まだ交際前の男女という設定で“男性から女性へ”と、“女性が男性へ”贈る場合のそれぞれについて、喜ばれるクリスマスプレゼントとは何か、ギフトコーディネーターの冨田いずみさんに教えてもらいました！

相手の負担になるものは贈らない！

「まず大前提として、“相手の負担になるもの”を贈らないように注意しましょう。男性から女性に贈る場合、アクセサリー類は要注意。特に指輪は、パートナーでない人からもらうことに抵抗を感じる女性が多いです。女性が男性に贈る場合は、手編みのマフラーや手作りのケーキはやめておいた方がいいかも。ネクタイやベルトのような定番アイテムも、好みがハッキリ分かれるので危険です」（冨田さん）

　気持ちが舞い上がっていると、ついついこういうものをチョイスしたくなってしまうんですよね（恥）。「想いが重い…」なんて思われないように、一度冷静にならなくては。

　では、まずは男性から女性に贈る場合、どんなプレゼントがおすすめ？

カジュアルアイテムやファッション小物が◎

「アクセサリーは注意と言いましたが、ビーズづかいのブレスレットやミサンガのようなカジュアルなアイテムならＯＫです。クリスマスっぽさを出すなら、雪の結晶をモチーフにしたものやファーのストラップなどもいいかもしれませんね。また、同じファッションアイテムで選ぶならマフラーや手袋などの小物もいいでしょう。ほかには、あえて形の残らないものを贈る方法もアリです。実用的なものであれば、アロマキャンドルや石けん、いい香りの入浴剤など。また、マカロンのようなお洒落なスイーツもおすすめです」（同）

　形が残るものって場合によっては複雑だけど、スイーツだったらもらって困る女性はいないですもんね♪ では、女性から男性に贈る場合は？

ビジネスグッズやちょっと高級な調味料もGood！

「男性は“実用的なもの”を好む傾向があるので、ステーショナリーやビジネスグッズがいいと思います。ペンケースや社員証を入れるIDケースは、毎日使うため汚れが気になっていることも。自分でわざわざ買い替えることはなくても、貰いものなら重宝してもらえるかもしれません。他には音楽プレーヤーやスマートフォンのカバー、折りたたみ傘なども好評です。男性の趣味が分かっている場合は、カメラ好きなら写真集、アウトドア好きならスポーツ用品…という風に考えるのも◎。料理男子には、ちょっと高級な調味料なんかもいいですね。産地や製法にこだわった天然塩や変わり塩なども人気がありますよ」（同）

　まさか調味料とは思いつきませんでした！ うまくいけば「このコ、センスいいな」と思ってもらえるかもしれませんね。

　ところで、こうしたプレゼントにかける金額ってどのくらいがベストなのでしょう？ 高過ぎても相手に気を遣わせちゃうし、だからといってあまりにチープなのはちょっと…。

3,000〜5,000円くらいがベスト！

「目安としては、3,000～5,000円くらいがいいですね。2,000円くらいに設定してしまうと手みやげ程度のものしか買えないことが多いのですが、3,000円以上であればそれなりにイイものが買えるはず。『ちょっと安いかな？』と思うのであれば、手作りのクッキーやメッセージカードを添えて渡すのもアリだと思います。あくまでオマケとして捉えてもらえれば、気持ちも重くならないですよね。男性へのプレゼントではおしゃれなUSBメモリもおすすめですが、そこにメッセージを入れて渡すのも、ちょっとしたサプライズになるかもしれませんね」（同）

　なるほど～！ つい定番モノに落ち着きがちだったプレゼントも、ちょっと工夫すればセンスの良さをアピールできちゃうかも！ また、どうしてもプレゼント選びに迷った場合は、異性の店員さんを味方につけてアドバイスをもらう方法も有効なのだとか。今年こそ、意中の相手を誘って素敵なクリスマスを過ごしましょうね♪

(池田香織/verb)