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2016.06.19
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2016.06.19
子どもの頃「ああはなりたくない……」なんて思っていたのに、大人になって、気づいたら自分も同じことをしてしまっている。お父さん、あの頃あんなふうに嫌がってごめんね……。ヒトメボ読者に「結局、父に似てきちゃったこと」を聞いてみました。
「薄い色のついた大きいメガネとかセカンドバックとか、オッサンくさいダサいと思ってたのに自分もしっかり使ってしまっている。母が言うにはそっくりだそうだ」(千葉・36歳男性)
流行は巡り、今はクラッチバッグと言うみたいですね。とはいえ数あるトレンドからそこに行きつくということは、感性は似ているんでしょう。
「『要は』って言ってからが長かった父。自分もけっこう言っちゃってるって会社で指摘されて最近気づいた。もちろん全然要せてないところも似てるw」(東京・30歳女性)
「父はとにかく昔から声がデカい。電話で話していると耳が破裂しそうになるくらいデカい。私もふつうに話すとデカいらしいので、つとめて小さな声で話すようにしています」(東京・27歳女性)
意識すればするほど似てしまうものなのかもしれませんね……。
「食べたらすぐ横になる父を見て台所から母が『牛になる!』って怒っていたことを、食後にソファでゴロゴロしながら思い出しました。こんなんじゃお嫁に行けないなあ…」(東京・29歳女性)
あれ、どこからかドナドナのメロディーが……。
「イケメンでシュッとした人が好みだし、若い頃はお父さんみたいなだらしない人は絶対に有り得ないって思ってたけど、大人になってから付き合う人はなぜだか全員お父さんみたいな感じの人」(神奈川・29歳女性)
それはお母さんに似てきたということですよ。
「父は昔から阪神ファンで、テレビも野球中継の時間は見せてもらえなくて嫌だった。ぜったい野球だけは好きにならないぞって思ってたのに……。甲子園で飲むビール最高!」(東京・34歳女性)
「サッカー好きの自分には父が登山やマラソンにはまる意味が分からなかったけど、自分も最近になって登山やマラソンをやるようになった。やっぱり親子なんだなあと思う」(埼玉・33歳男性)
脳裏に焼き付いているお父さんは、当然「大人」の姿。もしかしたらそんなお父さんも、「子ども」の頃は、サッカーが大好きだったかもしれません。
「父と同じく長風呂が苦手。世の女性たちは長風呂だそうですが、そんなに長々湯舟につかって何をしたらいいか分からない。一刻も早く出たい。私は10分くらいですが、父はいつも『風呂行く』って言ってから5分立たずに出てきます」(愛知・23歳女性)
服を脱ぐだけでも何分か経過しそうなものですが、せっかちなのかなんなのか。いっそお湯も張らなくていいような気がします。
「髪の薄さ」(北海道・29歳男性)
「父と同じ体型には絶対ならないって10年くらい前までは思ってました。今は諦めました」(兵庫・32歳男性)
たぶんお父さんも同じくらいの年齢でそうした問題に直面し受け入れることにしたんだと思います。
「我が家の食卓では父と私の皿だけなすびの皮が当然のように残っている。外に出て恥をかくって言われたけど結局直らなかったな。そんなヘンテコな好き嫌いする人ほかに見ないから遺伝なんだと思う」(大阪・26歳女性)
その食卓の風景は次の世代へも引き継がれていくんでしょうか……。
似たくなかったところばかり似てしまう……。でも、たとえ悪いところだとしても、それも悪くないって思えるのは大人になった今だからこそ。一年に一度の「父の日」くらいは素直に感謝を伝えましょう。お父さんいつもありがとう! こんなに似てしまいました。
(ヒトメボ編集部)
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