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2016.05.08
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2016.05.08
ポジティブな人と一緒にいると、自分も前向きに明るくがんばれる! ……と思いきや実はそうでもないこともあるようです。ポジティブな言葉が逆効果、反対にツラくなってしまうという場合も……。ヒトメボの女性読者に「逆に落ち込んでしまったポジティブ女子の言葉」について聞いてみました。
「失敗は成功の母、なんて言いますが、失敗して落ち込んでいるときに『やったね! これでまた少し成長したね!』などと言われるとキツイ。成功してから言ってくれるならまだしも、ポジティブな人ってたまに励ますタイミングを間違えてくる」(千葉・30歳)
落ち込んでいるときは、がんばろう! という言葉よりは、一緒になって落ち込んでくれるほうがよかったりします。空気を読んでほしい、というところでしょうか。
「自然を体全身で感じることができると、生きてるっていうだけで幸せって思える、という友人のセリフにげんなり。私は比較的ネガティブなほうで、そういうセリフを聞くだけで、パワーを吸い取られているような気がしてきてしまって……」(東京・28歳)
ポジティブな人って、周りの人たちからパワーをもらってあのポジティブパワーを発揮しているのではないかと、ネガティブな人々は思ってしまうわけです……。
「彼に二股されたあげくフラれたとき、友達に『元気出してこ~!ファイト!ドンマイドンマイ!』って笑顔で言われたのは本気でイラッとした……。いまどきなかなか聞かない言葉だし、もうちょっとほかにあるでしょうと……」(東京・27歳)
そもそも、英語の「Don’t mind」は「私は気にしません」という意味ですしね……。なんとなくイラッとしてしまうのも、分かる気がします。
「好きな人とうまくいかない、という話をすると、『好きな人がいるっていうだけでハッピーな気持ちになれない? その気持ちを大事にしないとダメだよ!』と言われる。好きでいられるだけでいいかどうか私が決めるので放っておいてください、と思う」(静岡・27歳)
相談ごともポジティブな人にかかると、論点がズレて何も解決しない場合があるようです。
「両想いになれるなんて奇跡、偶然入ったお店の料理がおいしいなんて奇跡、仕事で褒められるなんて奇跡……と彼女の周りに奇跡があふれている。そうすると、嫌なことがあっても、『これが普通、奇跡なんてそう簡単には起こらないものなんだ』と諦められるのだそう。でも、それってなんとなく都合のいいように考えているだけじゃないのかな、って」(東京・29歳)
その奇跡とやらを起こすまでにしてきた努力というものもあるはず。それを自分で認めてあげないのは少し寂しい気もしますが……?
「落ち込んでいると、なんでも『たいしたことじゃないから大丈夫だよ』『死ぬわけじゃないんだから!』と言われるけど、たまに生きているからこそ辛いことってあるじゃないですか。ポジティブというより、なんでもかんでも適当に受け流しているんじゃないかな、と思ってイライラする」(神奈川・30歳)
ポジティブに励ますにしても、言葉のチョイスというのは大切です。相手の気持ちを思いやってから言葉を発するようにしたいですね。
ポジティブな人は好かれる、周りに元気を与える、と思いきや、そうとは限らないようです。押し付けるだけではなく、本当に相手を励ませる、包み込むようなポジティブさを持てる人になれるといいですね。
(ふくだりょうこ+プレスラボ)
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