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2016.04.11
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2016.04.11
「浮気は男の甲斐性」なんてフレーズがありますが、女だって浮気をしてしまうこともあります。それが彼の知るところとなったら大変な修羅場が想定されますが、弁明の一言によっては許してもらえる場合もあるようです。ヒトメボの女性読者に「浮気を許してもらえた一言」を聞いてみました。
「伏線があって、それまでに彼が仕事で忙しくてあまり相手してくれていなくて、そのことについて何度も不満を伝えていた。で、私の浮気。『さみしかったから……』といって泣いて謝ったら、彼からも謝ってくれた」(神奈川・28歳)
ずるい女の典型のようなやり口に思えますね。涙はやはり女の最強の武器のようです。「そんな女に謝らないで、彼氏もしっかりしなさいよ!」という声も聞こえてきそう。
「『こんな最低な女と付き合ってちゃかわいそうだから別れよう』と、私から別れを切り出した。彼は『ちょっと待てよ』という感じで、『数日考えさせてほしい』と言われ、結果『別れたくないから付き合うけど、二度とこんなことはしないでほしい』と言われた」(東京・33歳)
本気で別れるつもりがないのに別れを切り出したのだとしたら、相当ずるい女性です。自ら別れを切り出すことで、浮気がばれたというのに主導権は渡さない狡猾さがすごいですね。
「『酔っていたから実はほとんど記憶がないし、目が覚めたら浮気相手が裸で隣に寝ていたという状況だったから、実際に浮気したのかもわからない。でもあなたにとってはこれは浮気だろうし、全面的に私に非があると思っている。今まで浮気なんかしたことなくて、これが初めてだけど、もう二度とこんなことがないように気をつけるから』と許しを乞うた。彼も『ほんとに気をつけてくれよ』という感じで、なんとか納得してくれた」(東京・23歳)
お酒で失敗したことがある人になら、この手のいい訳はそれなりに響きそう。「これが初めての浮気だった」と念を押しているところもポイントでしょうか。
「何度か浮気がばれたことがあるけど、『本当に好きなのはあなただけだから』と言えば許してくれる私の彼。彼も次第に『最終的にはおれのところ戻ってくるの知ってるし』というスタンスになってくれた」(神奈川・25歳)
世の中には色々なカップルがいますが、この彼氏の度量の広さは特筆に価します。浮気癖のある女子には羨ましいくらいの彼氏といえるでしょう。
「一言、ではないんだけど、私の浮気がばれた時に夫と話し合った。『付き合っているうちにお互い別の好きな人が現れるかもしれない。あなたも私以外の女性と息抜きしたいと思うことがあるかもしれない。だから夫婦としては仲良くやっていくけど、お互いの男女関係は自由にしていきましょう』と説得すると、彼も納得してくれた。だからうちの夫婦は、お互いを生涯の伴侶として尊重しあっていくけど、そのためにも浮気はOK、ということになっている」(東京・30歳)
自由恋愛というやつでしょうか。理解できない人にとってはまったく理解しがたい、進歩的な夫婦の形です。浮気がばれたことをキッカケに、この夫婦は次なる向き合い方を手にしたようです。
「『私はこういう感じだし変わることはないから、嫌だったら別れましょう』と開き直った。彼に対して終始立場が上のような付き合いだったので、こう言われた彼もしぶしぶ頷かざるをえなかった、という感じ」(東京・22歳)
この2人の関係性ならではの解決の形です。いつか彼の不満が爆発して刃傷沙汰に……なんてことがならないよう祈ります。
浮気がばれるという修羅場を、それぞれの機知や胆力で切り抜けた女性たち……。彼女たちが羨ましいかどうかは別にして、「そういう切り抜け方もあるんだなあ」と感心させられた次第です。
(藤井弘美+プレスラボ)
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