「毎晩電話しよう」　恋人間で交わされる、

たやすく破られる誓いの言葉

　カップルにとって、お互いの愛を確認できるのが「誓いの言葉」。「毎日◯◯するよ」「君のために××をやめるよ」というフレーズを聞いたこともあるのではないでしょうか。しかし、得てしてそんな誓いは、あっさり破られることも多いもの。そこで、恋人間で、たやすく破られてしまった誓いについて、ヒトメボ読者に聞いてみました。

「飲み会に行ったら、必ず現場から写メを送るから」

「合コンばかりしていた彼が、付き合ったときに『飲み会に行ったら、必ず現場から写メ送るから。そうすれば合コンじゃないってわかるし』と言ってくれた。しかし1ヶ月経ったころ、彼が送ってきた現場写メが前にもらった写メと同じもので、使い回しだと発覚した」（東京・27歳女性）

　たった1ヶ月で誓いが破られてしまうのはショックですね。彼女の信頼を勝ち取るために、つい言ってしまった気持ちは分からなくもないですが…。

「これから毎日あなたのことだけ考える」

「学生時代からモテモテだった同い年の女性。大学を卒業して2年目で付き合ったとき、相手がモテることを心配すると『大丈夫。私、これから毎日あなたのことだけ考える』と言ってくれた。しかし、その時点で3股をかけられていたことが後に発覚。それ以来、女性が怖い」(東京・26歳男性)

　これはトラウマになってしまいそうなエピソード。こんなことがあると、甘い言葉を駆使する人ほど怖くなってしまいます。「うまい話には裏がある」というか…。

「これを機にタバコやめてもいいよ」

「いろいろなストレスが溜まって、別れ話を切り出した。すると彼は『ごめん、心入れ替えるから』と言ってきた。『どうせ口だけでしょ？』と返すと『本気だって。なんなら、これを機にタバコやめてもいいよ』と、自分から大好きなタバコをやめる宣言。しかし翌日、普通にタバコを吸った彼。問い詰めると、『え、それ本気にしてたの？　なら禁煙に挑戦するけど』と言われた」（栃木・31歳女性）

　

　ここまで堂々とした“前言撤回”があるんですね。思わず禁煙を口走ってしまった彼が、一晩で考えた撤回方法だったのでしょうか。最後の「なら～」というセリフもイラッときます。

　

「◯◯のためにダイエットするから！」

「テレビに出ているモデルを見て、不用意に『きれいだよね、クビレが』と言った。すると、最近太ってきたことを気にした彼女が『私、◯◯（彼氏の名前）のためにダイエットするから！』と宣言。しかし、翌日になって、いきなり寝る前にスイーツを食べていた。あまりにもすぐ変わったので、ダイエット宣言について触れられなかった」(愛知・32歳男性)

　

　スイーツの誘惑にはかなわなかったということでしょうか。あっさりとダイエットをやめる彼女に対して、ちょっと微笑ましさも感じますが。

　

「毎晩電話しよう。そのとき出られなくても、必ず折り返すから」

「付き合う前に、私が『彼氏とは毎日連絡したい』と言うと、その男性は『じゃあ毎晩電話しよう。そのとき出られなくても、必ず折り返すから』と返事。しばらく経って付き合い、夜電話したのだが、彼の第一声は『どうしたの？　なんかあった？』だった。毎晩電話する宣言はすっかり忘れていた」（静岡・28歳女性）

　この電話の出方は「要件がなかったら電話しないで」という態度ですよね。ちょっとした言葉が命取りになる例ですね…。

「信じてるから、予定をいろいろ聞いたり束縛したりしない」

「付き合うとき、自分が連絡不精で束縛されるのが苦手だと伝えると、『私は信じてるから、予定をいろいろ聞いたり朿縛したりしない』と言ってくれた。しかし、付き合って一週間経つとスケジュールを細かく聞かれ、夜電話に出ないと理由を聞かれ、ラインの返信が滞ると家に押しかけられた」（東京・31歳男性）

　スケジュールを聞かれるのはまだしも、返信が遅れて家に押しかけられるのはつらいかも。最初の誓いがあったからこそ、この「変化」はびっくりしますよね。

　あっさりと誓いを破る人を見ると、「どうせ守れないなら、最初からそんな誓いしなければいいのに…」と思ってしまうもの。本人たちは、最初は本気でその誓いを守ろうとしていたのかもしれませんが、続けられる自信がないことは言わないほうが身のためかもしれません。

(有井太郎＋プレスラボ)