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2013.07.09
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2013.07.09
皆さんには「出逢えて良かった音楽」ってありますか? さまざまな思い出には、必ずと言っていいほど、その場面を演出する音楽があるはず。今回は、ヒトメボ読者に「出逢えて良かった音楽」について聞きました。
それぞれの場面ごとにエピソードを見ていきましょう。
やはり、思い出の曲と言えば、恋愛とともにあるのが鉄板みたいですね。アンケートでも一番多かったのが、この恋愛にまつわる思い出の曲です。幸せなときも、ケンカしたときも、そして失恋したときも、常に人の心に寄り添ってくれるものだからでしょうね。
「お互いファンモンが好きな彼と一緒にライブにいったときの思い出の曲。スクリーンに映し出された歌詞に、お互いのことを想いながら聴いていた。それから二人の大切な歌になった」(岡山・19歳女性)
「彼は30歳半ばにして、彼女いない歴10年。多趣味で友人も多いので、楽しく過ごしており、それほど寂しさを感じずに過ごしていた。あるときラジオで『春夏秋冬』を聞いたとき、こんな風に春も夏も秋も冬も一緒に過ごせる彼女がいたらどれだけ楽しいかと急に思ったそう。それで真剣に彼女探しを始める。趣味の場で再開した友人をデートに誘い、意気投合、付き合うことに! 幸せを噛みしめながら、この曲のように1年を過ごし、来年の春結婚しようと思う。彼が私と出会うまでのエピソードです」(北海道・23歳女性)
「彼女と出会ったときによく似た気持ちを歌っているから」(愛知・31歳男性)
「結婚準備をしていた大好きな彼に別れを告げられて、生きていけないと思うくらい引きこもっていたときに聴いていた。彼も大好きなこの曲。もしかしたら彼は、こういう風に思ってくれているのかもしれないと考えるようになり、立ち直ることができました。その後、数ヶ月後に復縁できて、今は仲良くしています」(東京・28歳女性)
「20年経っても思い出すのは彼の学ラン姿…」というほどに、学生時代の風景は人々の心にピンでとめたようにそのままの姿で存在しています。青春を振り返る曲が流れた瞬間、その時代にタイムスリップしますよね。
「中学1年のときの合唱コンクールの曲。伴奏が辞退するという異例の事態でアカペラで歌ったことを思い出す。金賞を狙うつもりだったけど、結果は銀賞。でも、すごくいい思い出になった」(東京・26歳女性)
「小学生のときにやっていたゲームのエンディング。この曲を聴くたびに小学生の頃を思い出す」(東京・26歳女性)
つらかったときを支えてくれるのは、友人の言葉や思いやりもそうですが、なにげなく聴いた音楽だったという経験がありますよね。何気なく聴いた歌詞が、立ち直るきっかけになることも……。
「全てを投げたしたかったときや生きるのをやめたかったときに、BUMP OF CHICKENの歌を聴いて生きていていいんだと感じられた。曲を聴いて号泣したのは初めてだった」
(徳島・25歳女性)
「ギャグかな、と思い聴いてみたら全然ちがった。自分に自信がなくて、自分のことを好きになれない人にぜひ聴いてほしい! 明日からちょっとがんばろうかなって思える」(和歌山・16歳女性)
「仕事でクサって、愚痴ばかり言っていたときにこの曲に出会った。『才能だとか運だとかは二の次』という歌詞が心にガツンと響いた。そうだ、文句ばっかり言っても何も変わらない。やるだけやろう、と気持ちが奮い立った」(東京・30歳男性)
主題歌を気に入ったことが映画を観るきっかけになることもあります。その結果、自分の視野が広がるなんて素敵ですよね。
「曲名も知らないまま『ダバダバダー』というフレーズだけ気に入っていました。ある日友人に、映画のテーマ曲だと教えてもらい、観てみると素晴らしかった! これがきっかけで、観る映画のジャンルが変わってきたり、フランスやヨーロッパの文化に興味を持ってみたり、自分の引き出しが色々広がったように思います。年を取りながら何度か見返す度に新たな発見がある、という感じです」(東京・35歳男性)
音楽と共に、思い出が蘇ってくることってありますよね。懐かしいあの頃。若かった自分。好きだったあの人……。思い出と共に出逢えて良かった音楽を聴いてみませんか。
(黒澤真紀/コンセプト21)
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