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2015.07.03
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2015.07.03
恋人同士であれば「相手に喜ばれることをしてあげたい」と考えるのは当然のこと。もし本格志向のテクニックを持っていれば、もっと喜んでもらえるかもしれません! そこで、今回は「耳かき」についてのプロの技をご紹介します。
女性の膝枕に寝そべって、耳かきをしてもらう…というのは、まさに男性の夢ですよね! 都内を中心に6店舗を構える「山本耳かき店」のつぐみさんにお話を伺いました。まず、どんな道具を準備すればいいですか?
「お店で使っているのは、竹の耳かき棒、水を含ませた綿棒、乾いた綿棒が基本です。施術時間によっては、馬の毛を使った耳かきと鼓膜に振動を与える道具を使用します。一般の方であれば、最後の2つは難しいと思うので、水を含ませた綿棒というのがポイントですね」(つぐみさん)
なるほど。確かに、水を含ませた綿棒は普段使わないかも。また、耳かき棒の材質もポイントだそうです。木材はやわらかいかき心地、ステンレスは冷やっとするが肌を痛めず、肌触りも滑らかなんだそう。早速、お店で行っている手順を教えてもらいました。
「まず、耳かきを行う前に簡単な耳つぼマッサージをしてあげましょう。少し強めに耳たぶをマッサージし、血行を促進します。餃子を包むときのように耳たぶを挟むのですが、強めに行った方がいいですね」(同)
「消毒ウェットティッシュや消毒綿で耳の周りを消毒します。耳垢に雑菌があるので、消毒しないと中耳炎になりやすくなります」(同)
「竹の耳かき棒を使って、耳垢を取ります」(同)
「ある程度キレイになったら、水を含ませた綿棒で耳の中を拭き取っていきます」(同)
「その後、乾いた綿棒で再度拭き取って終わりです。施術時間によっては、やわらかくて気持ちのいい馬の毛を使った耳かきや、鼓膜にやさしい振動を与える道具を用いることもあります」(同)
さすがはプロ! すごく丁寧に行うんですね。消毒ウェットティッシュや消毒綿であれば、一般の人でも用意できそう。手順としては、耳かき棒、綿棒の順番なのか。正直、どちらかを使うものだと思っていました。
それぞれ、どんな役割があるのでしょうか?
「耳かき棒は耳垢を取るための道具です。目に見える垢を取るのに適しています。綿棒は耳かき棒で取れなかった、細かい垢を取るためのものです。綿棒で耳垢を取ろうとすると、逆に押し込んでしまうのでおすすめできません」(同)
なるほど。「私は綿棒派」って言っていた人がいたら、この事実を教えてあげないといけませんね(笑)では、彼氏に耳かきをしてあげるとしたら、他にどんなことに気をつけるべきでしょうか?
「耳にかゆみを感じたら、それが耳かきをするタイミングです。ポイントとしては、あまり耳垢を取ることに重点を置かず、優しめに耳かきしてあげるといいですね」(同)
「お風呂の後は、皮膚がふやけて傷つきやすくなっているので避けた方がいいそう。どうしてもというときは、耳かき棒ではなく綿棒を使いましょう」(同)
「耳の中が見えにくい場合は、耳を少し手前にひいて奥を見る、頭の角度を色々と変えてみると見えるようになります。どうしても見えない場合は、耳かき棒でやさしく探ってガサッと音がしたところに耳垢があるので、それを見つけてください」(同)
これをマスターできれば、相当な武器になりそうですね。彼女にここまでしてもらえたら、もうメロメロになってしまいそうです! 「最近、2人の関係がマンネリしてるな」とか、「もっと愛を燃え上がらせたい!」と思っている方は、ぜひ試してみては?
(船山壮太/verb)初出 2013/5/15
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