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2016.05.25
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2016.05.25
いまどき料理男子は珍しくなく、あまり料理する機会のない女性よりも彼の作るご飯のほうがおいしかったりします。とはいえ、いまでも結婚式のスピーチで「大事な3つの袋」のひとつに数えられたりもするように、「男をつかむなら胃袋をつかめ」とはよくいわれること。さて、どれくらいの男性が彼女に胃袋をつかまれているのでしょうか。100人に聞いてみました。
結果は…
★★★★★:37人(未婚20人/既婚17人)
★★★★☆:23人(未婚8人/既婚15人)
★★★☆☆:21人(未婚16人/既婚5人)
★★☆☆☆:13人(未婚7人/既婚6人)
★☆☆☆☆:6人(未婚3人/既婚3人)
質問は「彼女の手料理」でしたが回答の半数近くは既婚男性から! さて、平均すると星3.7ですが、星5つの最高点をつけた人が最多(37人)であるなど、8割以上の男性が星3つ以上をつけ、パートナーの手料理を高く評価していました。ちなみに、既婚・未婚に関わらず傾向はほぼ同じ。ただ、星3つと星4つにおいてのみ割合が逆転しています。これってどうしてでしょうか?
星1つから5つまで、それぞれの評価となった理由を聞いてみました。
「段取り悪いし私が作ったほうがおいしいとお互いが納得してます。私が作った物をおいしそうに食べてくれるのでそれでいいかと」(岐阜・39歳既婚)
「もともと、家事、特に料理関係が嫌いみたい。通常からいやいや感がただよっています」(京都・54歳既婚)
「ある材料で、工夫しておいしいですが、季節に合わせた旬の食材を食べたいです」(高知・50歳既婚)
「母親の料理と比べたら味付けを私に合わせられていないから。今後は母親に料理のコツを教えてもらうことで上達してほしいと考えている」(埼玉・20歳未婚)
ほか2人
旬の食材が食べられないだけで……。少数派の星1つですが、ここまで来ると、ふたりの間で彼女の料理ベタや料理ギライがそもそもオープンになっている印象。星1つと採点できるのも、それはそれで仲がいい証拠なのかもしれませんね。
さて、大事なもうひとつの袋、「お袋(の味)」 、長年慣れ親しんできた味を超えるのはなかなか難しいもの。
「大きな声では言えませんが星2つ位です。徐々に上手になってくれればいいと思います」(大阪・44歳既婚)
「サバの味噌煮を作ると言って、出来た物を見たらサバの味噌汁でした。せめて、名前通りの食べ物を作って欲しい」(東京・64歳既婚)
「彼女の料理は正直おいしくない。もう少し練習して上手になってほしいと思う」(山形・41歳既婚)
「自分で何かの方法で勉強してほしいです。さもないと毎晩外食したい気持ちになります」(福岡・67歳既婚)
「味付けが濃く、色味が少ない。バリエーションが少なく、同じような料理が多い」(東京・27歳未婚)
「どんな料理を作っても、味がうすかったり、火を入れすぎていたりで、不味いので、料理教室に行ってほしいです」(東京・40歳未婚)
「お母さんとどうしても比較してしまいますが、美味しさが全然違います」(長崎・40歳既婚)
ほか6人
料理ギライというわけでも、全くしないというわけでもなさそうなだけに、料理の腕前そのものに対する評価として、いちばん厳しいのは星2つのときかもしれません(大きい声では言えないあたりも!)。好みの味付け以前にレシピ通りにできていない、そもそもレシピを見ていないことへの不満のようにも見受けられます。
ここでも「お袋の味」が出てきましたが、それを超えるまでの道のりはまだまだ遠そうです。
「料理はうまいのですが、味がいまいち安定しません。それで星三つです。特に和食になると、味醂、酒の使い方に慣れていないようなので、今後は調味料の使い方を学んでほしいです」(宮城・47歳既婚)
「いわゆる『口が肥えた』人で、私の手料理には手厳しい点数をつけてくれる。もともと私自身が料理好きなので、それはそれで良いのだが、いざ『肉じゃがを作って』などとリクエストすると、『ちょっと今日は煮すぎて…』などと言う。それなりにおいしいのだが、言い訳はやめて欲しい」(奈良・52歳既婚)
「結構、味が薄味の傾向にある。自分は濃い味・辛い系が好きなので、その点が多少、不満ではあります…野菜中心の健康的な献立は、よいのですが…」(大阪・26歳未婚)
「今はレパートリーが少ないので、もう少しレパートリーが増えれば星が5個です」(福岡・26歳未婚)
「星3つといったところでしょうか。外食店ほど美味しいというわけではないですが、私がつくるよりは美味しいとは思うので。世間一般での平均点以上は与えられると思います」(富山・39歳未婚)
「可もなく、不可もなくです。常にレシピのHPを見ているので、少しは覚えて自分の得意料理を作って欲しい」(大分・40歳既婚)
「野菜中心の健康的な献立は、よいのですが…。味だけでいくとそんなに美味しいわけではないけど僕の好みにあわせようとしてくれて頑張ってくれているのでこの評価にしました。これからもいっぱい作ってどんどん美味しくつくれるようになってください」(兵庫・22歳未婚)
「レシピ本に忠実に作ってあるので、ハズレはないが、全体的にやや味付けが濃いから」(神奈川・21歳未婚)
「和食や洋食など取り敢えず作ることができるが、まだおふくろの味の域には達していないため」(広島・56歳既婚)
ほか12人
星3つには、「ちゃんとした料理なんだけど……」「おいしいんだけど……」というものが多く、味付けについてはもちろん、一言多いことやレパートリーが少ないことに対する、やや贅沢な不満に変わっています。
レシピ通りに作れるだけでは、「お袋の味」は超えられないようですね。
「自分の好きな味付けで満足しているが、後片付けもきちんとできたら満点」(新潟・22歳未婚)
「毎日おいしい料理を作ってくれているので満点といいたいところだが、たまに火が通ってなかったりするため」(愛知・30歳既婚)
「メニューも味付けも自分に合ったものを作ってくれます。おかずの数がもう少し多ければ完璧です」(東京・54歳既婚)
「濃い味付けや、茶色い食べ物ばかりでなく、バランスの取れた食卓を用意してくれる」(滋賀・28歳未婚)
「完璧ではないものの、愛情があり美味しくぬくもりを感じることができます」(岐阜・35歳既婚)
「純粋に美味しいことと、愛情がこもっているから。店に行くより彼女の手料理のほうが嬉しいです」(滋賀・20歳未婚)
「母親の作った料理より確実においしい。もう少しバリエーションを増やしてくれるとなお良いです」(神奈川・36歳未婚)
「(前略) ずいぶん上手で、何もないと思っても手早くたとえば冷蔵庫の中の余りものを使って、暖かく美味しいものを作ってくれます。男性にとって胃袋をつかまれたらこれ以上強い相手はいません」(茨城・55歳既婚)
ほか15人
星4つをつけた男性は、もう胃袋をつかまれているといってもよいのでは? 満点までもう一品! といったところでしょうか。そして、ついに「お袋の味」を超えました!!! 未婚男性に星3つが多く、既婚男性に星4つが多くなっていたのは、胃袋をつかまれて結婚した、あるいは結婚してから長い時間をかけて「妻の味」のほうが好きになったということかもしれませんね。
そして、星4つは料理の腕前そのものの評価としてひとつの到達点ともいえそうです。なぜなら星5つには
「彼女の料理を星で評価しちゃダメだな。彼女の料理ならなんでも食べるべき。嫌なら別れろ」(東京・30歳未婚)
という、愛にあふれた甘いコメントが多いため。料理に自信のある女性もそうでない女性もどうぞご心配なく! それでは最後に、彼女の手料理に対する感謝と満足の声をご紹介します。
「僕の好みや健康のことを考えて毎日違った料理を作ってくれるからです」(東京・30歳未婚)
「私も料理をするのですが、私の料理レシピのお手本にしたいくらいおいしいからです。お料理の技量もいい意味で刺激になっています」(長崎・36歳未婚)
「仕事で忙しい時も手抜きをせず健康に配慮した料理を作ってくれます。とくにカレーが好きなので、手の込んだカレーを作ってくれた時はとても嬉しいです」(茨城・47歳既婚)
「とにかく料理が上手です。レシピなどを見ながら作っている姿は見たことがなく、本当にある物で手際よく美味しく作ってくれるので最高です」(沖縄・39歳既婚)
「実家の料理が濃い味なんだけど、薄い味付けでもこんなにおいしいとも思ったのは初めて」(群馬・41歳未婚)
「自分流のレシピで食べたことないような料理を作ってくれて、しかも美味しいから。文句無し」(神奈川・24歳未婚)
「味も、味の濃さも、食材も、僕の好みのものばかりで満足しています。何より、愛が感じられるので星5つです」(愛知・20歳未婚)
「自分のために作ってくれるのだから、万が一味がおかしくても気持ちだけで星満点です」(福岡・33歳未婚)
ほか28人
ごちそうさまでした!
調査方法:(株)ウィルゲート提供の「サグーワークス」モニター100名に対してアンケート
(ヒトメボ編集部&サグーワークス)初出 2015/2/9
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