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2016.06.09
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2016.06.09
素敵なお店とおいしい料理で楽しい時間を過ごしたはずなのに、食事が終わったあと、なぜか彼女の機嫌が悪かった…。いったい何がまずかったのでしょうか? ヒトメボで「食事デートのとき重要視することは何ですか?」とアンケートしたところ、男女の回答にはちょっとした違いがありました。(回答者410名:女性340名/男性70名)
【男性】
1位 お店の雰囲気(25.0%)
2位 会話(22.4%)
3位 料理(21.1%)
【女性】
1位 相手のマナー(27.2%)
2位 会話(22.5%)
3位 お店の雰囲気(17.4%)
男性がお店や料理について気にしている一方で、女性が最も気にしているのは「相手のマナー」のようです。どれだけお店選びにこだわっても、マナーの悪さでデートが台無しになってしまうのはもったいないですよね。そこで、結婚相談所「NOZZE(ノッツェ)」で講師を務め、マナーの指導も行う安東美和子さんに、女性は男性のこんなところをチェックしている! という食事デート中のNG行為について伺いました。
「当たり前のことですが、食べ物を口の中に入れたまま話をしたり、ズルズルと音をたてて食べるのは品のなさを強調してしまいます。大人になると注意してくれる人はなかなかいないもので、気づかないまま周りの人を不快にさせていた、なんてことに。自分がどんな食べ方をしているか、テーブルに鏡を置いて、一度自分の姿を見ながら食事をするといいでしょう。また、キレイに食事している人がいたら参考にしましょう」(安東さん)
「店員に対して偉そうな態度をするのは、『いい恰好をしよう』という表れかもしれませんが、そんな男性の態度を女性は不快に思うもの。また、女性に対してどんなに紳士的にふるまっても、店員への対応の悪さを目のあたりにすることで、人によって態度が変わる裏表のある人だと思われることも。お金を払う身だからといって、相手のことを見下していいわけではありません。偉そうにするのではなく、むしろ『ありがとう』の言葉が自然に出てくるような感謝の気持ちをもちましょう」(同)
「食事中に携帯電話を触っていると『私といてもつまらないのかな』と女性を不安にさせます。仕事などでどうしても大事な連絡が入るようであれば、前もって相手に伝えておくこと。また、落ち着かなくてついつい触ってしまうようでしたら、素直に『緊張しています』と言ってしまいましょう。電話を気にする理由がきちんとわかれれば、相手も不安にならずに済むはずです」(同)
「デートは楽しむことが大切。お店やメニューを決めるときに、自分の好みを押し付けて決めてしまうのはNGです。とはいえ、何でもいいよと全て相手任せなのも、デートに興味がないように感じられマイナスの印象に。2,3件お店の候補をあげて、彼女に選ばせてあげるといいでしょう」(同)
せっかくいいお店で食事をしても、台無しになってしまいそうなものばかりですね。
「マナーとは『あなたを大切に思っていますよ』といった、相手に対する思いやりであり、メッセージ。相手に不快な思いをさせてしまうような行動は、大切にされていないと思われてしまい、不安にさせてしまうことにつながります。思いやりは恋愛に限らず人間関係を築く上で大切なこと。マナーを向上させたいのであれば、一緒にいて『感じがいいな』と思った人を観察して真似てみることをおすすめします」(同)
恋愛も人間関係のひとつ。お店選びやお作法を形だけ覚えることよりも、まず、相手を思いやる心のマナーを忘れずにいることが大事みたいです。
(ウチダモモコ/コンセプト21)初出 2014/12/12
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