ヒトメボ

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子どもの頃から耳馴染みのテレビCMが「実は地方ローカルだった!」と、大人になってから知った経験がある人も少なくないはず。今回は「全国区だと思っていたけど実は関西ローカルだったCM」について、ヒトメボ読者に聞いてみました。

『樋屋奇応丸(ひや きおうがん)』

「樋屋奇応丸は普通に全国区のCMだと思っていた。進学で東京に出たときに話が全く通じなくてそこで初めて関西ローカルだと知りました」(千葉県・35歳男性)

樋屋奇応丸は、『樋屋製薬』の乳幼児用医薬品です。「赤ちゃんが夜泣きで困る」といった内容の歌が流れるCMは、関西人なら誰もが見たことがあるでしょう。ただ、子どものころは何のCMなのか分からなかった人も多いのでは?

『とんかつKYK』

「仕事で知り合った関西出身の人とKYKのCMの話で盛り上がっていたら、別の地域出身の同僚に『それなんですか?』と不思議な顔をされました。まあ確かにローカルっぽいCMですよね」(東京都・31歳女性)

『KYK』は関西を中心にチェーン展開しているとんかつ専門店。関西人ならKYKの後の「う〜ん」まで完全に再現できるはず。ちなみに「KYK」という屋号は、創業時に土地を譲ってもらった『瓦町洋裁研究所(Kawaramachi Yousai Kenkyusho)』という洋裁店の頭文字が由来。感謝の意を表して社名に使用したのだそうです。

『サンガリア』

「100円ショップでサンガリアのラムネが売っていたので思わずサンガリアのテーマソングを歌ったら、東京出身の嫁に知らないと言われた。CMの話をしても見たことがないと言われましたね。関西出身者にとっては一流飲料水メーカーです」(埼玉県・34歳男性)

「いちにー」で始まるテーマソングは関西人なら歌えない人はいないはず。もっとも、サンガリアは関西地方だけでなく関東のローカルテレビ局でも商品のCMが流れることがありますから、関西以外の地域の人でも知っているかもしれませんね。

『タケモトピアノ』

「テレビ番組で『タケモトピアノの曲を聞くと赤ちゃんが泣き止む』という検証をやっていて、そこで初めて関西ローカルCMだと知りました」(大阪府・30歳女性)

現在は全国放送でも流れることがあるそうですが、以前は関西ローカルでした。財津一郎さんの「ピアノ売ってちょーだい」というフレーズが印象的ですよね。ちなみにCMで流れている曲は『タケモトピアノの歌』というタイトルで2003年にCDが発売されたことがあります。

『あさひ美容外科』

「東京に出てきてから『あさひ美容外科』のCMを全く見なくなったので調べてみたら関西ローカルでびっくりした」(東京都・34歳女性)

関西を中心に展開している美容外科。関西ローカルのCMですが一時期は関東地域でも放送されていたそうです。開院当初は『小国クリニック』という名称だったために、CMの歌い出しも「あさひ」ではなく「おぐに」でした。このときのCMが印象に残っている人もいるでしょうね。

『奈良ドリームランド』

「子どもの自分にとっては、ドリランはディズニーランドと同じレベルで憧れのテーマパークだった。まさか関西ローカルの遊園地だとは思わなかった。CMも関西ローカルだとは思っていなかった」(京都府・38歳男性)

実際に本場のディズニーランドに倣って作られたテーマパークですから、子どもたちにディズニーと並んで憧れの対象にされたのは本望かもしれません。現在は残念ながら閉園しています。

『ケンミンの焼ビーフン』

「焼きビーフンのCMはシュールなのが多くてすごく印象深いものだったのに、関東では誰も知らなくてびっくりした」(神奈川県・35歳男性)

「ケンケンミンミン」や「ピーマン入れんといてや」のCMが印象的でした。子どものころにまねをした人も多いかもしれませんね。

子どもの頃から当たり前に目にし続けて、あれほど印象的だったCMが実はローカルだったと知るとびっくりしますよね。関西出身の人は、関西ローカルだと知って驚いたCMといえば何を思い浮かべますか?

(中田ボンベ@dcp)
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中田ボンベ@dcp

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