ピアノの鍵盤、本棚の一冊…… 映画に出て

くる隠し扉のスイッチ

スパイ映画などを観ていると、からくり部屋をみかけることがありますよね。部屋のなかの思わぬところにスイッチがあり、それを操作することで壁や本棚が動いて秘密の部屋への入り口が……。遊び心のある部屋に、みなさん一度は憧れたことがあるのでは？ 映画に出てくる隠し扉のスイッチについて、ヒトメボ読者に聞いてみました。

ピアノの鍵盤

「ピアノの鍵盤を押すと秘密基地につながる扉が開くやつ、めちゃくちゃ興奮します。クリストファー・ノーランの『ダークナイト トリロジー』でバットマンの部屋がそうだった！」（神奈川・27歳男性）

『バットマン ビギンズ』では、クリスチャン・ベール扮するブルース・ウェインの邸宅のなかにその仕掛けが……。3つの音を順に鳴らすことで、バットスーツ（バットマンの衣装）を隠してある地下室へとつながる扉が開きます。

本棚の一冊

「本棚に並べてあるどれか一冊が起動装置になっていて、手前に引くと本棚が動いて扉が現れる。映画かアニメか何かで見たんだけど、それが何だったのか全く思い出せない……」（福岡・33歳男性）

同じように、既視感はあるけれど具体的な作品を思い出せない人は少なくなさそう。ちなみにですが、1991年に公開された映画『アダムス・ファミリー』でそのシーンを確認できました。

洋服をかけるフック

「『キングスマン』に、洋服をかける壁のフックを下げると壁が扉のように開くシーンがあった」（東京・35歳男性）

『キングスマン』には、銃にもなるハイテク傘や毒薬入りの万年筆など、他にも日用品に仕掛けがついたアイテムがたくさん登場します。ストーリーもそうですが、そうしたアイテムに少年心をくすぐられますよね。

網膜スキャナー

「ミッション・インポッシブルの網膜スキャナー。電車の貨物車両が武器庫になっていて、そこに入るときにイーサン・ハントがスキャナーに目を当てます」（北海道・39歳男性）

上の3つと違ってハイテクで現代的な装置ですね……。『ミッション：インポッシブル／ゴースト・プロトコル』の中盤あたりでそのシーンを確認できました。

合言葉

「パッと思いつくのは合言葉。ハリー・ポッターでグリフィンドール寮の入り口にある絵画に向かって合言葉を言うと、絵の中の太ったレディが扉を開けてくれるシーンを思い出した」（北海道・30歳女性）

扉を開ける合言葉で最も有名なものは「ひらけごま」でしょうか。魔法の世界なら別ですが、「どこで音声を感知してるんだろう……」なんてつい考えてしまいます。

ピアノや本など、スパイや殺し屋ではない普通の家庭に置いてあるものがスイッチになっていますから、より想像力が広がってわくわくするのでしょう。映画に出てくる隠し扉を開くスイッチ、みなさんは他に何か思い当たるものがありますか？

(ヒトメボ編集部)