ヒトメボ

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おばあちゃんの家に行くと、普段あまり目にしないような、昔ながらの虫対策をしていることがありますよね。「おばあちゃんちの虫対策」についてヒトメボ読者に聞いてみました。

蚊取り線香

「おばあちゃん家といえばやっぱり蚊取り線香です。おばあちゃん家に行くといつも蚊取り線香の匂いがしてたなぁ……」(東京・32歳男性)

「おばあちゃんち独特かどうかは分かりませんが、蚊取り線香は毎日使ってました。いつも縁側に置いてあって、火をつけるのを手伝っていた思い出があります」(千葉・30歳女性)

昔ながらの虫対策といえば、多くの人が蚊取り線香を挙げるのではないでしょうか。キャンプのときなどには、今でも便利だったりしますよね。匂いや灰など気になる点もありますが、風情があって使いたくなるアイテムです。

蚊帳

「おばあちゃんちに行くと蚊帳で寝られるのが楽しみでした! なんかお姫様のベッドみたいで可愛いじゃないですか(笑) いま思えば貴重な経験でしたね」(奈良・29歳女性)

「蚊帳です。子どもの頃は、寝る前に蚊帳を吊るしたり、起きてからたたんだりするのがキャンプみたいで楽しくて。今だったら絶対めんどくさいですけど(笑)」(北海道・35歳男性)

実物の蚊帳を見たことがなくても、となりのトトロなどに出てきたので形はわかる、なんて人もいるのではないでしょうか。“蚊帳の外”なんて言葉もありますが、蚊帳の中は特別な空間だったのかもしれませんね。

ハエ取り紙

「夏になると、おばあちゃん家の台所にあるテーブルにハエ取り紙が置いてありました。知らずに手をついて手がベトベトになったことが何回も……(笑)」(福岡・33歳男性)

「おばあちゃんちといえばハエ取り紙。部屋の隅とかテーブルの真上にぶら下げてあって、たくさんのハエがくっついていました」(大阪・37歳男性)

最近では置き型のものをよく見かけるコバエ取りですが、昔はベトベトした紙が主流でした。ハエの引っかかりやすい位置に吊るすと、人間の動線と重なって、顔や髪に当たる事故が多発していました……。

ヨモギのスプレー

「うちのおばあちゃんはヨモギの葉をすりつぶして焼酎と混ぜて、それをスプレーにして家中に吹きかけてました。あの独特な匂いが虫を追い払うんですかね……?」(東京・34歳女性)

「祖父母の家では、ヨモギを濾してビンに注いで、それをガーゼやコットンに染み込ませた状態で肌に塗っていました。虫に刺されたときに塗ると、ムヒみたいな効果があった気がします」(埼玉・28歳男性)

ハーブやハッカのスプレーと同じように、ヨモギのスプレーにも虫除けの効果があるそうです。また、虫に刺されてしまったときにも使えるという万能ぶり。おばあちゃんの知恵はすごいですね。

昔の家は今の家に比べて気密性が低かったせいか、虫対策が重要でした。意外と効果が高いものも多い、おばあちゃんの知恵袋的な虫対策。試してみると虫に煩わされることなく過ごせるかもしれませんね。

(ゴジョー)
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ゴジョー

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