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2018.07.29
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2018.07.29
早起きして出勤などの前に空き時間をつくることで、早朝の時間を普段できないことに使おうという“朝活”。しかし、朝活のメリットを語る本やサイトはたくさんあっても、実際に継続している人は意外と多くないですよね。朝活が続かない理由について、ヒトメボ読者に聞いてみました。
「僕は二度寝のプロなので、朝活のためにいつもより早い時間にアラームをかけても、そこから普段の起床時間まで必ず二度寝してしまいます。朝活を始めて数日は、それでも起きる努力をしようとしたのですが、早朝から無駄に一度起きるよりぐっすり起床時間ぎりぎりまで眠ったほうがいい睡眠を取れるのでは? と気づいてしまった時点でやめました」(京都・28歳男性)
「無理矢理早起きすることはできても、仕事の都合上、日頃から早寝するのはほぼ不可能なので、早々に諦めました。睡眠時間を削ってまでやる朝活は間違っていますよね」(香川・30歳女性)
朝活と言うからには早起きが必須ですが、体質や環境によってはできないことも。本気で朝活に挑戦するなら、睡眠不足に陥らないようなスケジュールを立てる必要がありそうです。
「早起きすると、睡眠時間は足りていても、なぜか昼間に眠くなってしまいます。しかも、ただでさえ眠い食後の時間と、早起きしたことでズレた午後の眠気のピークが重なり、かつてない睡魔に襲われて……。昼寝や居眠りができる環境ではないので、朝活はやめました」(岐阜・31歳女性)
起きる時間を早くすることで体内時計も早まり、昼間の眠気が前倒しされるのでしょうか。しかし、眠気で昼間の作業能率が落ちるのでは本末転倒です……。
「朝活のために起床時間を早くすると、必然的に一日の活動時間の始まりも前倒しされるので、時間の流れが遅く感じます。昼休みになる頃にはすっかり一日働き終わったような感覚になっているのに、実際にはまだまだ勤務時間が残っているせいでぐったりしてしまうし、私に朝活は合いませんでした」(鹿児島・40歳女性)
一日を長く感じることで、時間の感覚に余裕が生まれるというのが朝活の利点のひとつですが、それがマイナスに影響し、普段より強い疲労感を覚える人も。
「朝のほうが頭がはたらくから、早起きして朝の時間を使ったほうがいいと言われて挑戦してみましたが、夜型の僕は朝にまったく頭がはたらかず、3日も経たずに諦めました。朝活ができるのは朝からエンジンを全開にできる人だけですね」(岡山・33歳男性)
朝型と夜型は遺伝子に組み込まれた性質だそうなので、生まれつき夜型の人には、そもそも朝活は不向きなのかもしれません……。
「早起きするのは美徳だ、みたいな風潮に流されてちょっとだけ朝活をやってみたけど、普段の生活で満足していてそれ以上やりたいこともない僕には、あまり効果がなかったです。早起きしてみたところで、普段仕事の支度を始める時間まで、コーヒーを飲みながらテレビを眺めて終わりでした(笑)」(愛媛・32歳男性)
いつもは時間の余裕がなくてできないことを、朝の時間を有効活用してやろうというのが朝活ですが、時間だけ作ってみても、するべきことがなければ無為に過ごして終わってしまうようです。
あえて起床時間を早めて早朝から活動することには利点もありそうですが、わざわざ早起きするほどの有益さを見いだせない場合もあるのかもしれませんね。みなさんには“朝活”の経験、ありますか?
(ヒトメボ編集部)
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