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2018.05.31
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2018.05.31
学生に人気の部活動を聞かれると、バスケ部を挙げる人は多いのではないでしょうか。しかし、イメージと内情は必ずしも一致しないもの。部活に入って後悔したことについて、学生時代に女子バスケ部だったヒトメボ読者に聞いてみました。
「NBAのプレーに憧れてバスケ部に入部。ポジションは絶対に4番か5番で、アリウープのようなカッコイイ技を決めたりリバウンド王を目指したりしてやろうと思っていました。しかし身長150㎝台という小柄で手の小さな私には、そんな派手なプレイができるわけもなく……。中高の6年間、ポイントガードでボール回しに徹しました」(茨城・24歳女性)
パワーフォワードやセンターの力強いプレーはたしかにカッコイイですが、ポイントガードも司令塔として重要なポジションです!
「ミニバスからバスケを始め、中学でバスケ部に入部してからも、チームの誰よりも一生懸命練習してきました。2年に上がったときにバスケのルールすら知らないような初心者の後輩ができたのですが、ものすごい勢いで上達してあっという間にスタメン入り。同じポジションだった私はスタメン落ちすることに……。才能以上にすごいものはないんだなと痛感させられました」(長野・26歳女性)
「ちょうどバスケブームだった私の学生時代。毎年ものすごい人数の後輩が入部してきていたので、誰かにレギュラーの座を奪われるんじゃないかと常にビクビクしていました」(千葉・32歳女性)
経験不足を埋めるだけの身体能力を持った後輩の怖さ、体育会系の部活に所属していた人なら共感してしまうのでは?
「バスケの試合は展開が早く点数もどんどん入るので、コートの中でずっと走り続けなきゃいけないのが本当に辛かったです……」(滋賀・23歳女性)
「中高の部活を思い返すと、シュートやドリブルなどのバスケらしいプレーより、ただひたすら走り続けた記憶ばかりが残っています」(北海道・27歳女性)
自分にボールが回ってこないからといって、立ち止まっていられるわけではないのがバスケットボール。高校生なら、延長がなくても40分間は走り続けることに……。
「地元ではそこそこの有力選手だった私。県内有数のバスケ強豪校に進学できたところまではよかったのですが、現実は甘くなく、卒業までずっと三軍のまま。スタメン選手の同級生のためにポカリを作るのは屈辱でした」(神奈川・26歳女性)
「部員の中でポカリを作るのが一番上手でした。『●●ちゃんの作ったポカリが一番美味しい!』ってスタメンの選手に言われるたびにニコニコしていましたが……。心の中では泣いてますよね(笑)」(高知・29歳女性)
ポカリは甘くて美味しいけど、ポカリを作らされてばかりだった部員の思い出はほろ苦く……。
「中学から始めて高校、大学とバスケを続けましたが、日本のバスケって盛り上がりに欠けてて。ワールドカップでサッカーが盛り上がるのを見ながら、バスケだって面白いんだけどなあ、と歯がゆい気持ちでした」(京都・25歳女性)
面白さを知っているだけに、自分のやっている競技があまり注目されないともどかしくなってしまいますよね。しかし、2016年からは男子の新プロリーグ「B.LEAGUE」が始まるなど、バスケ界には新しい動きも。これからさらに盛り上がっていくことに期待です。
バスケ部に憧れのある人は少なくないと思いますが、理想と現実の違いは実際に所属していた人にしかわからない部分ですよね。たまには学生時代の部活のことを振り返ってみるのもいいかもしれません。
(シャモジョー/ヒャクマンボルト)
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