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2018.01.12
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2018.01.12
子どもの頃って、どこからともなく生まれた謎のトレンドにこぞって夢中になったもの。しかも加減がわからないから、時間が許す限りずっと、叱られるか、文字通り痛い目に遭うまでやめられないこともしばしば。ヒトメボ読者に「小学生の頃やりすぎていたこと」を振り返ってもらいました。
「下敷きを両手の手のひらに挟んで曲げて、ぼよんぼよん音を出すのをよくやってた。で、曲がっちゃうか割ってしまうのがオチ」(香川・25歳男性)
下敷きでしか出せないあの妙な音がツボにはまるのでしょうか。ぽよんぽよん、べよんべよん、ふよんふよん……音の聴こえ方は人によって異なるようです。
「登り棒にとまったまま降りてこないやつがいっぱいいた」(広島・40歳男性)
さほど絶景とも思えないし、途中で力尽きたとも思えないし……。たしかに不自然な男子をちらほら見かけましたよね。ところで、鉄棒じゃダメなんでしょうか?
「毎日、校庭のトラックを一輪車で狂ったように何周もまわってました。何かに憑りつかれたかのように、ひたすら漕ぎ続けてました」(東京・30歳女性)
一方、こちらは女子に多かったように思います。飽くなき向上心、気づかれるまでアピール、それとも単純に気持ちがいいのか。彼女たちを駆り立てた欲求の正体が今となっては分かりません。
「どっちが長くフラフープを回していられるか友達と競争。なかなか友達が終わらないからこっちも引き下がれず、体力の続く限り腰を回してた」(福岡・27歳女性)
女子が集団で腰をくねくね回していた光景って、改めて考えると異常ですよね。エクササイズに良いそうですが、大人になった今やってみるとビックリするほど下手になっている自分に驚愕します。
「授業中にイスの前足を浮かせながらゆらゆら座るやつ。時々、バランスを崩して後ろにバッターン!! 倒れたときにスカートがめくれてパンツ丸出しになったのが今でもトラウマです……」(東京・38歳女性)
終われない…! 地獄の淵が見えるまでは。その結果、不運と踊っちまう児童多数。けっしてチキンレースをやってるつもりはなかったとは思いますが。
「和室の電気の紐でシャドーボクシング。ヒモが傘に乗って手が届かなくなったら中断。何度かヒモを引きちぎってしまって母親に怒られ、翌日には新しいヒモが足されてました」(宮城・36歳男性)
勢い余って電気を消してしまうパターンも。最近は和室もヒモを引っ張って消す照明が少なくなったので、もしかするとイマドキの子どもには馴染みがないかもしれません。
いったいなにがそんなに楽しかったのか? 一度は体験したことなのに今では理解に苦しむ子ども心。あの頃の衝動を鮮明に覚えている人が羨ましくもあります。あなたが小学校時代に夢中になったものはなんですか?
(坂井あやの/verb)
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