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2017.07.04
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2017.07.04
一緒に過ごした時間が長くなるほど増えていく恋人の写真。あれこれ撮ったのはいいけれど、その写真、皆さんはどうしていますか? ある意味、恋人の分身とも言えるからこそ、その扱い方と恋人の扱い方には共通点があるかもしれませんよね。
今回、お話を伺ったのは、カウンセリングサービスに所属する心理カウンセラー 清水三季央先生。
「もちろん実際には個別にお話を伺わないと言い切れないことではありますが、恋人の写真の扱い方を恋人の扱い方と見立てたときに、読み取れる傾向はあるかもしれませんね。次の4パターンから分析してみましょう」(清水先生)
あなたやあなたの恋人は、どのように写真を扱いますか?
「『何かを手に入れる』という行為に情熱を燃やすタイプの方に多い行動パターンです。二人で過ごす一瞬一瞬を逃さず残したいという想いは強いのですが、いざ、撮影してしまうとカメラのメモリーカードから取り出しもせず溜め込んでしまう…。このような方は、異性に対しても、気持ちを射止めるまでは夢中で頑張るものの、いざ、その想いが受け入れられると、いわゆる『釣った魚にはエサをやらない』になる傾向があるかもしれませんね」(同)
なるほど、いわゆるハンタータイプの人ですね。お付き合いが始まった後は、意識的に恋人への接し方に注意したほうが良さそうです。
「基本的に恋人の存在を大切にしている方です。ですが、それがイコール『恋人が満足するように大切にする』には繋がらないというのがポイント。恋人が大事、それゆえ、相手に自分が“してあげたい”ことを優先してしまう傾向があるかもしれませんね。相手が何をしてほしいかを考えるよりは、自分が愛したいように愛しているタイプ。ちょっとペットをかわいがる感覚にも似ています」(同)
相手を想っているようで、潜在的に自分本位になってしまいがちということですね。ちょっとひと呼吸して、相手の気持ちを考えるタイミングを意図的につくる必要がありそうです。
「基本的に几帳面な方なので、恋人との写真に限らず、自分がこだわっている分野では整理整頓が得意でしょう。しかし、きちんとしすぎるあまり、無意識に近しい人まで管理しようとしてしまう傾向が見られる場合もあり、それが恋人となれば、なおその欲求は強まるかもしれません。相手が窮屈に感じないよう注意が必要ですね。また、整理整頓とは、誰もが見やすくわかりやすいよう整える行為なので、このタイプの人は浮気相手とのよからぬ証拠も整理して保管してしまい、わかりやすく見つかってしまうということもあるかもしれません」(同)
こちらは、「カメラやパソコンに溜めこんだままにする人」とは逆のタイプですね。これまでの歴代の恋人をわかりやすく振り返れるくらい(笑)、きちんと整理し、保存しているタイプの人です。決して威圧的になっているということではないと思いますが、恋人に限らず、無意識に相手を管理しようとしてしまう傾向がありそうですね。
「これにはどんな写真をアップするかで、さらにタイプが分かれます」(同)
「写真を公開するという行為には、恋人をちょっぴり自慢したいとか、2人の時間に幸せを感じているという気持ちが見えます。相手を大切に想っている表れですね。その中でも、自分や二人がいい印象に見える写真を吟味してアップする方は、恋人選びや相手との付き合い方も慎重。感情や勢いだけでなく、理性でも恋愛をする慎重なタイプかもしれません」(同)
「特に写真を吟味せず、撮影したものから次々とアップする方は、意気投合したら、そのままの勢いで付き合いはじめてしまうタイプ。相手の性格や条件にこだわるというより、二人の間の空気感やノリを大切にするので、純粋に愛情深い反面、それが冷めてしまった時に、突然の別れが訪れるということがあるかもしれません」(同)
ブログやSNSで写真を公開する人は、基本的に自慢の恋人や幸せな二人の時間を皆に見てほしい、また、自分で見て楽しみたいという欲求があり、つまりは相手を大切に思う気持ちは共通しているよう。ですが、どんな写真を公開するかによって、付き合い方や相手への向き合い方が違ってくるんですね。
いかがでしたか? 恋人があなたの写真をどう扱っているか、そっと探ってみるのもいいかもしれませんね。
(内藤香苗/クレッシェント)
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