初デートの思い出を振り返る！　日本各地のご当地デートを調査

　青春時代、初めての彼女や彼氏とデートに行った日のことって今でも忘れられない思い出ですよね。ところで、初デートで訪れる定番スポットは、日本全国、地域によって様々な特色があるもの。一体、みんなの地元ではどんなデートが主流だったのでしょうか？

その実態を探るべく、男女にアンケートを実施しました！

「綺麗な景色を見ながらドライブ。宍喰町（ししくいちょう）エリア、国道55号線沿いにある喫茶店『ひこうせん』でまったりするのが定番でした。ここ、とにかく料理のボリュームがものすごいんです。ケーキも美味しかったなぁ」（徳島県・27歳男）

「『青森観光物産館アスパム』によく行きましたねー。むつ湾や八甲田山、青森ベイブリッジをぐるりと見渡せる展望台に行って、景色を眺めるのがデートの鉄板でした。帰りに、シャリシャリの角切りリンゴがのった名物『リンゴソフトクリーム』を買うのが当時のお決まりでした」（青森県・30歳男）

「笛吹川のフルーツ公園に行くことが多かった。初夏の頃は、さくらんぼの味覚体験や種飛ばし大会など、色んなイベントがあるんですよ。冗談まじりでイベントに参加したこともあるけれど（笑）、公園から見える夜景でいいムードに…っていうのがいつもの流れでした」（山梨県・28歳男）

「神戸・六甲山の展望台は最高です！ 六甲ケーブルに乗って、神戸の海や街を一望するのがめちゃめちゃロマンチック。特に夜景の綺麗さは抜群で、告白にもぴったりなムードだと思います！ 」（兵庫県・26歳女）

「夏に行われる『柏祭り』は、当時中学生だった自分たちにとっての大イベント。毎年、柏祭りに一緒に行く人を探すのが大変でした。彼氏や彼女がいる子は、お祭りに2人で訪れるのが常識。同級生と顔を合わせて初めて、『あの2人、付き合ってたの!? 』なんて発覚することもよくありました」（千葉県・23歳女）

「18歳になって免許を取ったら、とりあえず岩国の食事処『山賊』に行くのがポピュラーでした。ここで『山賊うどん』を食べて、その後どこに行くか決めるのがいつものパターン。地方では、車がないとデートできないんですよね」（山口県・35歳男）

「猪苗代湖にはよく行きました。レンタルボートに乗って、のんびりペダルをこぎながらおしゃべりしたのを思い出します。休憩がてら、近くでクレープを買って食べたのも懐かしい。今でもたまに、あんなデートがしたくなります」（福島県・29歳女）

「繁華街に近い所に住んでいたこともあり、地元のゲーセンやカラオケにはよく行ってました。でも、渋谷のセンター街だけは特別な場所。彼氏と一緒にプリクラを撮りにいくのが楽しみで仕方なかったです。ただ、プリクラの落書きに『センター街来たYO』とか『愛羅武勇』って何の恥じらいもなく描いてたのは、少々イタい思い出（笑）」（東京都・24歳女）

「県外の人からしたら『観光地のお土産街』という印象が強いかもしれないけれど、国際通りはデートにもぴったりだと思います。中学生の頃、恋人がいる人はお互いのイニシャルが入った革のブレスレットを作って交換しあうのが流行っていたんですよ。自分も中3でやっと彼女ができて、国際通りで念願のブレスレットを作ったのを覚えています」

（沖縄県・26歳男）

　ちなみに筆者は関東出身ですが、沖縄県の方が述べたような「イニシャル入りのブレスレットを恋人間で交換しあう」というブームは確かに存在していました！ いかにも青春っぽいキュンとするエピソードに触れて、なんだか懐かしい気分になってしまいますね。

　それにしても、地元民しか知らないコアなスポットから全国的に有名なスポットまで、全国さまざまなデートの定番コースがあって興味深い！ 今回紹介しきれなかった地域以外にも「自分の地元ではこんなデートが定番だった」というエピソードがありましたら、ぜひ情報をお寄せ下さい！

(池田香織/verb)