ヒトメボ

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 SNSでは、その人の知らなかった一面が見えることがあります。意外に思えたり、感心させられたり……。でも、なかには幻滅して「もうこの人とはつながりを切ろう」と決めてしまうような投稿もあります。今回はヒトメボ読者に「この人とはもう仲良くできないと思った投稿」を聞いてみました。

汚いネットスラング

「汚いネットスラングを使って、ある人を罵っている投稿を見て品性を疑ってしまった。リアルで接している分には爽やかな感じの人なのに、『そういうこと言ったりするんだ』と本性が見えた気がして、フォローを外した」(東京・26歳男性)

 このケースはネットだからこそ見られた本性、といえるかもしれません。ネット上で悪口ばかりを言う人には、いったいどんな深層心理が隠されているんでしょうね……。

動物への批判

「話題になっている動物の画像や動画をシェアして、『いやしいだけのバカ犬』や『猫って生きてて楽しいのかな』と批判的なコメントばかりしていた友人。おあずけを食らった犬がヨダレを垂らしながら一生懸命“待て!”をしている動画に『(ヨダレが)汚っ!』と言っているのを見て、『お前の心のほうが汚いわ!』と思い、疎遠にすることを決意」(東京・22歳女性)

 ネットでは動物系のコンテンツが人気を集めますので、それに便乗しているだけなのかもしれません。感想はそれぞれですが、否定的な価値観を押し付けられるのは不快な人も多そうなもの。

散らかりすぎた部屋

「少しもっさりした印象があった友人。あるとき、『これでも生きていける』といったコメントとともに、ものすごく散らかった部屋の画像をあげた。その部屋の様子が本当に壮絶で、物陰には確実にゴキブリが何匹もいるだろうし、部屋はカビの胞子が充満しているんじゃないかという感じ。するとその友人の存在自体も不潔に思えてきて、今後接していくのは生理的にちょっと難しいと感じてしまった」(東京・27歳男性)

 付き合いを断つことを決心させるほどのエネルギーをもった汚い部屋の画像。たとえその部屋でも生きていけるとはいえ、友人は確実に減っています。

身勝手な恋愛模様

「彼氏関連の投稿が多かった女友達。うまくいってるときは仲良ししてる様子の、うまくいってないときはなんか歌詞みたいな心の叫び系の投稿をしていた。一度別れる・別れないくらいにけんかしたときに、ものすごく身勝手な恋愛観を振り回しているのを見て、こういう人とは関わりたくないと思わされてしまった。彼氏から浮気を疑われていたことにキレていたけど、『疑われても仕方ないことをあなたはたくさんしてきたんじゃないの? 信じてもらう努力をまったくしないで悲劇のヒロインぶるな!』と思った」(神奈川・21歳女性)

 恋愛関係の投稿って、その恋人と別れたあとはどうするんでしょうか? 痴話げんかはふたりきりで、存分にしていただきたいものです。

政治色が強い

「大学時代の仲良かった同期が、卒業後どんどん政治的な内容のものばかり投稿するようになって、しかもそれが共感できなかったから、残念に思いながら彼の投稿を非表示にすることにした。そういう活動をすることはおおいに結構だと思うが、“友人”という関係でつながっているSNSでやられてはたまらない」(東京・33歳男性)

 野球と個人的思想については、公の場で話すときには注意が必要とされています。友人の心が離れていくリスクは承知の上で、どうしても主張したいことがあったのでしょうか。

違う世界の人に

「素朴でピュアなところがよかったのに、ある頃からクラブデビューするなどしてどんどんけばくなっていった女友達。クラブで知り合った外国人男性とディープキスしている写真あげているのを見て、『違う世界の人になっちゃった……』とショックで投稿をブロックすることに。さらにその半年後、彼女と会う機会があって、話したら見た目も生活も派手になっていたけど、中身やいい部分はあまり変わっていなくてちょっと安心。ブロックを解除しました」(東京・25歳女性)

 SNSではたまに、ある人が“少しずつ調子に乗っていく過程”を見ることができます。あれが面白くて、残念だったり微笑ましかったりするわけですが、皆さんはどうですか?

かまってちゃん

「ろくにつぶやかないのに、つぶやくときは必ず“周りに心配してほしい系のこと”しか言わない人。見ていてこちらもネガティブな気分にさせられてしまう。遺書みたいな投稿があったとき、もう付き合いきれないと思ってフォローを外した」(神奈川・27歳女性)

 SNSがある限りかまってちゃんは増長します。しかし心配してほしい系のことを投稿するわりに、慰めの言葉やアドバイスを返信しても、全く響いていなかったりするものです。

 似たような経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。せつないことですが、この人とは合わない、と感じてストレスになるくらいなら、きっぱりと縁を切ったほうが双方のためなのかもしれませんね。

(藤井弘美+プレスラボ)
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藤井弘美+プレスラボ

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