ヒトメボ

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 一時期はみんなが使っていた流行語も、時が経つと「なぜこれが流行ったの?」と思わず首をかしげてしまう言葉も少なくありません。うっかり好きな人の前で使ってしまって、恥ずかしい思いをしてしまうことも? そこで、「いま思えば『何で使ってたんだろう?』な流行語」について聞いてみました。

若者言葉

「『あげぽよ~』。今思うと、意味が全く分からない」(大阪・27歳女性)

「エロかわいい。どっちだよと思う」(兵庫・29歳女性)

「『ナウい』。もうナウくない!」(東京・29歳女性)

 若者言葉は移り変わりが激しいもの。「激おこぷんぷん丸」も数年たてば「どういう意味?」と思われそうです。

英略語

「中学生のころ、手紙で『SC』と書いていた。『ストーリーチェンジ(話変わるけど)』という意味で使ってたけど、普通に書けばいいと思う」(東京・27歳女性)

「MK5(マジで切れる5秒前)」(兵庫・27歳男性)

「『P.S.』。友達に手紙書くとき、必ず付けてた。毎回書くなら本題で書けばいいじゃんと思って使わなくなった」(埼玉・28歳女性)

 英略語には「JK」や「KY」などもありますね。略すほどのことではないですが、略すことで通っぽく見えます。

アニメーションと流行語

「『おしりかじり虫』というネーミングと歌。あと、団子三兄弟もネーミングを含めてなぜはやっていたのか謎」(東京・31歳男性)

「バルス。twitterでみんなが投稿してるのを見て、最初何が楽しいか分からなかった」(和歌山・28歳男性)

 アニメーションがセットになっていることで、より頭から離れなくなりそう。映画「天空の城ラピュタ」の地上波放送に合わせ「バルス」とツイートすることは、通称「バルス祭り」と言われています。

雑な?返し

「とにかく何を言われても『言うよね~』って返してた。返しが一辺倒になりすぎて、『またか』と思われる気がして避けるようになってから、自然と使わなくなった」(埼玉・27歳女性)

「トリビアの泉の『へぇ〜』。手も付けて。一回だけならまだしも、へぇ〜、へぇ〜、へぇ〜と何回も続けて言ってて、相手は気分悪かっただろうなぁと思う」(群馬・29歳男性)

「了解の意味で『りょ』。昨年まで使ってたけどそろそろやめようかと……」(埼玉・25歳女性)

「○○からの~?! 友人や同僚の話を聞いていて、オチを求めるときなどに使っていた」(千葉・31歳男性)

「だよね、かな。津軽弁には似合わないから」(青森・48歳男性)

 確かに一度は聞いたことのある返しですが、いずれももう少し心のこもった言葉にできそう。雑すぎて話す気がなくなりそうです。

 流行の兆しが見えたときは使っているとかっこよくさえ見える流行語ですが、誰もが使い始めると急に新鮮味がなくなることも。ましてや流行語大賞を取ってしまった場合、翌年以降使いづらさが残ってしまいそうですが…。今年の流行語たちは長生きしてくれるとうれしいですね。

(山本莉会/プレスラボ)
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ライター

山本莉会

プレスラボ

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